
東京から新幹線で30分、小田原駅から徒歩10分。
さわやかな風が吹き抜ける高台にある、
桜の古木に囲まれた古民家が、私たちのオフィスです。
小田原は近年、抜群の利便性から
移住・リモートの拠点として注目されていますが、
かつては日本の歴史が大きく動き出した、きっかけの場所でした。
小田原城は、北条早雲が戦国時代を先駆けていった拠点であり、
戦国時代が終焉に向かった土地でもあります。
温暖な気候で海も山も近い小田原は、
1年を通じて野菜や果実、海の幸が豊富です。
江戸時代には、東海道有数の宿場町・城下町として栄え、
明治から昭和の初期にかけては、別荘地としてひらけ、
政財界人や画家、文学者が住み、様々な文化を発信してきました。
現在の小田原城天守の向かい側、
「小田原城 八幡山古郭」エリアに私たちの古民家があります。
窓からはかつての城下町が広がり、
北原白秋が創作活動の中で散策した「白秋の散歩道」もすぐそこです。
桜、梅、夏みかんなど、季節毎に花や実を楽しめる庭には、
季節の野菜を育てる畑もつくり、スタッフとランチで楽しみます。
また、オフィスは「シロヤマデザイン&スペース」としての機能をもたせ、
アートや本と気軽に触れ合えるようにしています。
自然の恵みとアート、それらに寄り添う日々の丁寧な暮らしと仕事。
この贅沢で恵まれた空間に身を置くことで、発想力やセンスを磨き、
私たちこそが、“ご機嫌に生きる”ことで
その重要性と価値を、発信していきたいと思っております。